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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


6.6.7 連鎖モードのコミットの同期点決着

DBキュー機能を使用したAP間通信とユーザキューアクセスでは,連鎖モードのコミットでの同期点処理が異なります。

次の図に示すメッセージの読み出し例で,DBキュー機能を使用したAP間通信と,ユーザキューアクセスが混在する場合の同期点処理について説明します。

図6‒18 メッセージの読み出し例

[図データ]

DBキュー機能を使用したAP間通信と,ユーザキューアクセスが混在する場合,図中のメッセージ1,メッセージ3は,UAPのリターンのタイミングで同期点処理されます。しかし,メッセージ2は,連鎖モードのコミットのタイミングで同期点処理されます。