4.2.1 ステータスファイルの目的
前回のTP1/EEが,eesvstopコマンドを入力して終了したか,障害が起こって異常終了したかを判断して,再開始処理を自動化するためのデータをステータスファイルに格納します。TP1/EEを開始するために引き継がなければならないシステム制御情報を,状態が変化した時点で格納します。システム制御情報には,次のようなものがあります。
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TP1/EEシステムの終了状態
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サービスの閉塞状態
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システム定義情報
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トランザクション情報
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DBキュー状態
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DBキューサービス状態
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RPC情報
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UAP共用ライブラリ入れ替え情報
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処理キューの最大同時処理限界数の変更情報
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ERRTRNRによるRPC応答メッセージ送信情報
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SDBハンドラ情報(TP1/FSPを使用する場合)
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タイマデータ表情報(TP1/FSPを使用する場合)