1.3.1 TP1/EEのソフトウェア製品
TP1/EEのソフトウェア製品と,関連するソフトウェア製品を次に示します。
- 〈この項の構成〉
-
(1) TP1/EEの基本部分を構成する製品
TP1/EEシステムには,次に示す製品が必要です。
-
TP1/EE(TP1/Server Base Enterprise Option)
TP1/Server Base機能の一部をマルチスレッドで実現するオプション製品です。TP1/EEは,TP1/Server BaseのSPPとして動作します。
-
TP1/Server Base
分散トランザクション処理の基本制御をする製品です。トランザクションを制御したり,UAPをスケジュールしたりします。
ページの先頭へ
(2) TP1/EEのクライアント用マシンに必要な製品
TP1/EEのサーバへサービスを要求する,クライアント用マシンに必要な製品を次に示します。
-
TP1/Server Base
分散トランザクション処理の基本制御をする製品です。トランザクションを制御したり,UAPをスケジュールしたりします。
-
TP1/Client/W,TP1/Client/P
WSやPCをクライアント用マシンとして,TP1/EEのサーバへサービスを要求できるようにする製品です。
-
TP1/Client/J
Javaアプレット,Javaアプリケーション,またはJavaサーブレットから,TP1/EEのサーバへサービスを要求できるようにする製品です。
TP1/EEが,TP1/Client/W,TP1/Client/P,およびTP1/Client/Jと連携して動作する場合は,リモートAPI機能およびRPC通信を実現できます。TP1/Client/WおよびTP1/Client/Pについてはマニュアル「OpenTP1
クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編」を,TP1/Client/Jについてはマニュアル「OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/J編」を参照してください。
ページの先頭へ
(3) OpenTP1システム以外の端末とメッセージ通信をする場合に必要な製品
ページの先頭へ
(4) TP1キャッシュ機能を使用する場合に必要な製品
-
uCosminexus TP1/EE/Extended Transaction Controller
高速メッセージ処理基盤となる製品です。TP1/EE間でのシステム間通信(RPC)やメッセージの送受信を,UDPプロトコルを使用した独自のインタフェースによって実行する製品です。
-
uCosminexus TP1/EE/Extended Data Cache
高速データ処理基盤となる製品です。処理するデータすべてをメモリ上に展開することでディスクアクセスに掛かるオーバヘッドをなくして,トランザクションの処理性能を向上させる製品です。
ページの先頭へ
(5) 銀行勘定系サービス処理基盤を構築する場合に必要な製品
-
uCosminexus TP1/Financial Service Platform
大規模な銀行勘定系サービス処理基盤となる製品です。
構造型データベースへのアクセス,オンラインバッチ(センタカット),オフラインバッチ,「全国銀行データ通信システム接続プロトコル」などに準拠した接続ができます。
-
uCosminexus TP1/EE/Message Control Extension
TP1/FSPで「全国銀行データ通信システム接続プロトコル」に準拠した通信をする場合に必要な製品です。
-
TP1/Client/W
TP1/FSPでオンラインバッチ機能を使用する場合に必要な製品です。
ページの先頭へ