付録B.3 グリッドクライアントに渡す環境変数設定時の注意事項
- 〈この項の構成〉
(1) 改行文字
UGPSV_ENVで「改行」を指定する場合は「/n」,「/」を指定する場合は「//」を指定してください。
(2) チェックボックスの値
UGPSV_PGJ(先行グリッドジョブ実行結果)とUGPSV_LD(実行ノード)では,チェックありの場合は,"1"を,チェックがない場合は空文字列を指定します。
(3) サブジョブしきい値の指定と同時実行サブジョブ数の値
サブジョブしきい値の指定と同時実行サブジョブ数は,定義画面上では空文字列を指定できます。同様の指定を行いたい場合は,環境変数値として"-1"を指定します。
(4) しきい値の大小関係
必ず次に示す関係にしてください。
「終了コードしきい値の警告しきい値」≦「終了コードしきい値の異常しきい値」
(5) 自動分散適用時の文字列バイト数の計算方法
自動分散を適用する場合に[単体グリッドジョブ定義]ダイアログボックスの[環境変数]で指定する文字列バイト数は,次に示す方法で算出します。
[環境変数]の文字列バイト数= [単体グリッドジョブ定義]ダイアログボックスの[環境変数]のバイト数※1 +2byte※2 +[分割処理詳細定義]ダイアログボックスで定義した内容のバイト数※3 +28byte※4 +[マージ処理詳細定義]ダイアログボックスで定義した内容のバイト数※5
- 注※1
-
「/」と「改行」は2byteとして計算します。
- 注※2
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[単体グリッドジョブ定義]ダイアログボックスで[環境変数]を指定した場合だけに必要です。
- 注※3
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「/」および「改行」は2byteとして計算します。
デフォルトで提供している定義内容のバイト数は,1185byteです。
- 注※4
-
自動分散を適用した場合だけに必要です。
- 注※5
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「/」および「改行」は2byteとして計算します。
デフォルトで提供している定義内容のバイト数は,761byteです。