gpjobmj(Hadoopジョブ実行コマンド)(Linux)
形式
gpjobmj jarファイル [メインクラス名] [引数1 引数2...]
機能
指定されたjarファイルをHadoopジョブとして実行します。
オプション
- jarファイル
-
Hadoopジョブとして実行するjarファイルを指定します。
- メインクラス
-
jarファイルを実行するメインクラスを指定します。
- 引数1 引数2...
-
jarファイルに渡す引数を指定します。Hadoopのjarコマンドに対するオプション指定(例:-Dオプション指定など)をする場合は,引数1から順にオプションを指定し,そのオプションのあとにjarファイルに渡す引数を指定します。
- Hadoopコマンドとgpjobmjコマンドのオプション指定の対応
-
Hadoopコマンドとgpjobmjコマンドのオプション指定の対応は,次のとおりです。
戻り値
戻り値 |
内容 |
出力メッセージ |
|
---|---|---|---|
-1 |
ジョブが打ち切られました。 |
KAKJ0602-I |
Multiple jobが強制終了されました。 |
0〜255※1 |
Multiple jobクライアントが正常終了しました。 |
KAKJ0600-I |
Multiple jobが正常終了しました |
120※2 |
例外検知キーワードファイルに記述されたキーワードを検知しました。 |
KAKJ0603-I |
例外検知キーワードを検知したため終了しました。 |
130 |
コマンドから実行したMultiple jobクライアントに対し2回,強制終了を行いました(SIGTERMシグナルやSIGINTシグナルを送信しました)。 |
KAKJ0002-I※3 |
Multiple jobを終了しました。 |
137 |
|||
143 |
|||
240 |
|
KAKJ0601-E |
Multiple jobが異常終了しました。 |
245 |
|
||
246 |
Multiple jobクライアントでプログラム論理エラーが発生しました。 |
注意事項
-
このコマンドを実行する前に,Hadoopジョブが実行可能な環境を構築する必要があります。
-
このコマンドの実行ユーザには,Hadoopジョブを実行できるユーザを指定します。
-
オプションの引数などに,スペースやメタキャラクタ(( ) | ;など)を含む文字列を指定する場合は,2回,無効化する必要があります。クォーテーション('および")で囲むことでメタキャラクタを無効化します。または,エスケープ文字(\)を使用します。
- (指定例)
-
メタキャラクタを含む引数('(aaaa|bbbb)')を指定する場合
"'(aaaa|bbbb)'"
-
jarファイルに指定するジョブのMAPおよびREDUCEの数は,4096以内になるようにしてください。