5.8.4 セットアップに失敗した場合の対処
環境の構築中にエラーが発生した場合は,対処したあと,いったん環境を削除(gpmgrsetupコマンドに-dオプションを指定して実行,または[セットアップ]ダイアログボックスの[セットアップ種別]−[環境の削除]を選択)してから,再度,環境を構築してください。
環境の構築中に,KAKJ1534-Eのエラーが出力されたときは,次の原因のおそれがあります。
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RHEL5またはAIXの場合
エラーが発生したホストの/etc/inittabファイルが破壊されているため
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RHEL6の場合
/etc/init/hitachi.uGPS.GPxx(xxは通し番号).confファイルの作成に失敗したため
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RHEL7以降の場合
/usr/lib/systemd/system/hitachi.uGPS.gppwon.service,/usr/lib/systemd/system/hitachi.uGPS.GPxx(xxは通し番号).serviceまたは/usr/lib/systemd/system/hitachi.uGPS.targetファイルの作成に失敗したため
このような場合は,エラーが発生したホストの<uGPSディレクトリ>/.gp/conf/Inittab下にあるinittabのバックアップファイルを確認してください。エラー発生時刻に該当するバックアップファイルと,エラーメッセージ出力後の/etc/inittabファイルとを比較し,必要であればバックアップファイルから復元してください。