5.8.3 環境のバックアップとリカバリー
ディスク障害などに備えて,環境のバックアップを採取しておくことをお勧めします。ここでは,環境のバックアップとリカバリーの方法を説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 環境のバックアップ
次に示す環境の設定情報をバックアップしてください。
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<LinuxまたはAIX環境>すべてのホストの定義ファイル管理ディレクトリ(gpdefgenコマンドの-oオプションで指定したディレクトリ)
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<Windows環境>OpenTP1定義ファイル(%DCDIR%\conf)およびバッチジョブ分散処理システムの定義ファイル格納ディレクトリ(uGPS - Managerインストール先ディレクトリ\conf)
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グリッドプロパティ情報ファイル格納ディレクトリ($UGPSM_DIR/GRIDPROP)※
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スプールディレクトリ※
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グリッドジョブステータスファイル($UGPSM_DIR/JMSTATUSおよび$UGPSM_DIR/NMSTATUS)
- 注※
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これらの情報のバックアップは任意です。
(2) 環境のリカバリー
ディスク障害などで環境が壊れた場合,前提プログラムのインストールとセットアップを実施してから,バッチジョブ分散実行システムをリカバリーします。
バッチジョブ分散実行システムをリカバリーするには,環境をバックアップしたファイルを元のディレクトリ構成に復元します。