4.3.3 通信設定(ビューホスト)
ビューホストでは,グリッドジョブの状態表示や実行制御をするために,データマネージャおよび実行ノードと通信します。通信設定は,通信相手となるデータマネージャが存在するホスト(グリッドプロパティ管理ホスト)を,ビューホストに通知するための設定です。
なお,この通信設定の作業は,Windowsに登録したOSユーザごとに実施する必要があります。
通信設定の手順を次に示します。
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Windowsの[スタート]メニューから,[プログラム]−[uCosminexus Grid Processing Server - View]−[通信設定]を選択する。
[通信設定]ダイアログボックスが表示されます。
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[グリッドプロパティ管理ホスト名]を入力する。
グリッドプロパティ管理ホストのホスト名を1〜63文字の文字列で指定します。
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[ネームサービスのポート番号]を入力する。
グリッドプロパティ管理ホスト上のネームサービスのポート番号を,5001〜65535の範囲の整数で指定します。指定を省略した場合は,25110が仮定されます。
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[OK]ボタンをクリックする。
次に示すフォルダに,環境定義ファイルが自動生成されます。
CSIDL_LOCAL_APPDATA\Hitachi\ugpsv\BETRAN.INI
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ファイアウォール例外リストへビューホストのプログラムを登録する。
ファイアウォールが設置された環境やファイアウォール機能を搭載するOSを使用している場合は,ビューホストとグリッドプロパティ管理ホスト間で通信できるよう,次に示すどちらかの方法でファイアウォールを設定してください。なお,OSによって設定方法が異なることがあるため,詳細は各OSのヘルプを参照してください。
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[コントロールパネル]−[システムとセキュリティ]−[Windowsファイアウォール]内の[Windowsファイアウォールによるプログラムの許可]で次のプログラムを追加する。
・uGPS - Viewのインストールフォルダ\bin\gpsjoblist.exe
・uGPS - Viewのインストールフォルダ\bin\gpsjobview.exe
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netshコマンドで次のコマンドを実行する。
・netsh advfirewall firewall add rule name="uGPS - View sjoblist" dir=in action=allow program="uGPS - Viewのインストールフォルダ\bin\gpsjoblist.exe" profile=public protocol=tcp
・netsh advfirewall firewall add rule name="uGPS - View sjobview" dir=in action=allow program="uGPS - Viewのインストールフォルダ\bin\gpsjobview.exe" profile=public protocol=tcp
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