4.3.2 カスタムジョブの登録(ビューホスト)
カスタムジョブとは,JP1/AJS3 - Viewとそれ以外のプログラムが連携するジョブを簡単に作成するための,JP1/AJS3 - Viewが提供するテンプレートです。カスタムジョブを使用すると,コマンドやバッチファイルを直接ジョブに指定するのに比べて,簡単に,かつ間違いなく定義できます。
カスタムジョブの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) カスタムジョブの種類
バッチジョブ分散実行システムでJP1/AJS3 - Viewに登録するカスタムジョブには,次の5種類があります。
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グリッド開始ジョブ
グリッドジョブネットの前処理を定義します。
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グリッド実行ジョブ
グリッドジョブとして実行するジョブを定義します。
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グリッド終了ジョブ
グリッドジョブネットの後処理を定義します。
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単体グリッドジョブ
単体グリッドジョブとして実行するジョブを定義します。
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Hadoopバッチジョブ
カスタムジョブとして実行するHadoopバッチジョブを定義します。
(2) カスタムジョブを登録する手順
カスタムジョブの登録には,JP1/AJS3 - Viewの[カスタムジョブの登録]ダイアログボックスと[カスタムジョブ登録情報]ダイアログボックスを使用します。
バッチジョブ分散実行システムのカスタムジョブを登録する手順を次に示します。
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Windowsの[スタート]メニューから,[プログラム]−[JP1_Automatic Job Management System 3 - View]−[カスタムジョブ登録]を選択する。
[カスタムジョブの登録]ダイアログボックスが表示されます。
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[新規登録]ボタンをクリックする。
[カスタムジョブ登録情報]ダイアログボックスが表示されます。
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ダイアログボックスの項目に,カスタムジョブ名や実行プログラムなどの必要な情報を入力する。
[カスタムジョブ登録情報]ダイアログボックスの表示項目と指定する内容については,「7. 画面」の「[カスタムジョブ登録情報]ダイアログボックス」を参照してください。
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[OK]ボタンをクリックする。
[カスタムジョブ登録情報]ダイアログボックスが閉じます。
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[カスタムジョブの登録]ダイアログボックスの[閉じる]ボタンをクリックする。
[カスタムジョブの登録]ダイアログボックスが閉じます。