Hitachi

uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


2.3.16 実行ノード共有

大量にグリッドジョブを実行するようなシステムの場合,管理ホストに負荷がかかってしまうことがあります。そのため,1つのバッチジョブ分散システムで,複数の管理ホストを配置し,それらの管理ホストから実行ノードを共有して使うための機能を提供します。

実行ノード共有機能を使って実行ノードを共有した場合の構成例を次の図に示します。

図2‒33 実行ノードを共有した構成例

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 実行ノード共有機能の設定方法

実行ノード共有機能を有効にするには,管理ホストの設定ファイル(ugpsm.conf)のSHARED_EXECUTION_NODEパラメータで指定します。デフォルトでは無効になっています。SHARED_EXECUTION_NODEパラメータの詳細については,「4.8.48 SHARED_EXECUTION_NODEパラメータ(複数管理ホストによる実行ノード共有の定義)」を参照してください。

(2) 実行ノード共有機能を使用する場合の運用方法

実行ノード共有機能を使用する場合,次のように運用してください。

(3) 注意事項