Hitachi

uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


2.3.13 サブジョブ実行結果の出力容量の制限

サブジョブ実行時に大量のログを標準エラー出力に出力すると,uGPS - Managerのスプールディレクトリに出力されます。そのため,何らかの要因でサブジョブが制御を失って暴走すると,スプールディレクトリに大量のログが出力され,ディスクの空き容量を圧迫するおそれがあります。

スプールディレクトリへの出力容量を制限することで,ディスク容量不足が発生することを抑止できます。このサブジョブ実行結果の出力容量の制限の概要を次の図に示します。

図2‒29 サブジョブ実行結果の出力容量の制限の概要

[図データ]

サブジョブ実行結果の最大出力容量は,実行ノードの設定ファイル(ugpsm.conf)のSPOOL_FILE_MAX_SIZEパラメータで設定します。デフォルトでは,無効になっています。SPOOL_FILE_MAX_SIZEパラメータの詳細については,「4.8.34 SPOOL_FILE_MAX_SIZEパラメータ(サブジョブ実行結果ファイルの最大サイズ定義)」を参照してください。