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uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


2.3.9 ノードマネージャSPPの複数面化

ノードマネージャSPPを複数起動し,ノードマネージャSPPごとにジョブ多重度を設定できます。こうすることで,グリッドジョブを実行するノードマネージャを切り替えることができ,ジョブ実行が滞らないよう運用できます。

ノードマネージャSPPを複数面化する場合,システム構成時にノードマネージャSPPのユーザサービス定義ファイル名,およびユーザサービス定義ファイル内で指定するサービスグループ名をユニークにする必要があります。また,サービスグループ名は,グリッドバッチジョブを構成するシステム内でユニークな名称を指定する必要があります。

1つの実行ノード内で同時実行できるサブジョブの最大数は,実行ノード内の設定ファイル(ugpsm.conf)のNODE_MAX_SUBJOBパラメータで指定します。NODE_MAX_SUBJOBパラメータの詳細については,「4.8.30 NODE_MAX_SUBJOBパラメータ(グリッド実行ジョブの実行ノード最大同時実行サブジョブ数の定義)」を参照してください。