Hitachi Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(HP-UX用)

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4.3.3 パスの状態を変更する

パスの状態を変更する手順について,次に説明します。

<この項の構成>
(1) パスの状態をOnline状態にする場合
(2) パスの状態をOffline(C)状態にする場合

(1) パスの状態をOnline状態にする場合

  1. 現在のパスの状態を確認します。
    パスをHBAポート単位,CHAポート単位,パス単位でOnline状態にする場合は,パス名またはパス管理PATH_IDを確認してください。
    コマンドの実行例を次に示します。
     
    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -path
     
  2. パスの状態をOnline状態にするには,HDLMコマンドのonlineオペレーションを実行します。
    Online状態にするパスは,HBAポート単位,CHAポート単位,パス単位で指定できます。パスの指定については,「6.5 online パスを稼働状態にする」を参照してください。
    例えば,特定のHBAポートを通るすべてのパスをOnline状態にする場合は,HDLMコマンドのonlineオペレーションに-hbaパラメタを指定して実行します。コマンドの実行例を次に示します。
     
    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr online -hba 0001.0000
     
    KAPL01057-I 指定されたHBAを通る全てのパスをOnlineにします。よろしいですか? [y/n] :y
    KAPL01061-I 3本のパスをOnlineにしました。失敗したパス = 0本。オペレーション名 = online
     
  3. 変更したパスの状態を確認します。
    コマンドの実行例を次に示します。
     
    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -path
     

(2) パスの状態をOffline(C)状態にする場合

  1. 現在のパスの状態を確認します。
    パスをHBAポート単位,CHAポート単位,パス単位でOffline(C)状態にする場合は,パス名またはパス管理PATH_IDを確認してください。
    コマンドの実行例を次に示します。
     
    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -path
     
  2. パスの状態をOffline(C)状態にするには,HDLMコマンドのofflineオペレーションを実行します。
    Offline状態にするパスは,HBAポート単位,CHAポート単位,パス単位で指定できます。パスの指定については,「6.4 offline パスを閉塞状態にする」を参照してください。
    例えば,特定のHBAポートを通るすべてのパスをOffline状態にする場合は,HDLMコマンドのofflineオペレーションに-hbaパラメタを指定して実行します。コマンドの実行例を次に示します。
     
    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr offline -hba 0001.0000
    KAPL01055-I 指定されたHBAを通る全てのパスをOffline(C)にします。よろしいですか? [y/n] :y 
    KAPL01056-I 指定されたHBAを通る全てのパスがOffline(C)になってもよい場合はyを入力してください。そうでない場合はnを入力してください。 [y/n] :y
    KAPL01061-I 3本のパスをOffline(C)にしました。失敗したパス = 0本。オペレーション名 = offline
    # 
     
  3. 変更したパスの状態を確認します。
    コマンドの実行例を次に示します。
     
    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -path
     

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