Hitachi Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(HP-UX用)
HDLMで使用するデバイスファイルについての注意事項を説明します。
- HDLM管理対象デバイスをアプリケーションで使用する場合,HDLMデバイスのデバイスファイル名(chXtYdZ)を指定してください。SCSIデバイスのデバイスファイル名(cXtYdZ)を指定した場合,HDLMの機能が使用できません。
- HDLMをインストールすると,/dev/dlmディレクトリにHDLM専用のデバイスファイルが作成されます。このデバイスファイルは使用しないでください。
- OSのvgimportコマンドにマップファイルを指定して,HDLMデバイスのデバイスファイル名をインポートできます。ただし,vgimportコマンドの引数として指定する物理ボリューム名には,HDLMデバイスのデバイスファイル名を指定する必要があります。HDLMデバイスのデバイスファイル名を指定したvgimportコマンドの実行例を次に示します。
vgimportコマンドに,物理ボリューム名の指定を省略したり,-sオプションを指定したりした場合,インポートされた物理ボリューム名は,SCSIデバイスのデバイスファイル名となるので注意してください。
# vgimport -m /tmp/vg10.map /dev/vg10 /dev/dsk/ch4t0d0 /dev/dsk/ch4t0d1
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