Hitachi Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(HP-UX用)
HDLMのアンインストール時に,swagentのログファイル(/var/adm/sw/swagent.log)にKAPL09019-EまたはKAPL09020-Eのメッセージが出力された場合,次に示す手順でHNTRLib2をアンインストールしてください。KAPL09020-Eが出力された場合,手順1のあとは手順4に進んでください。
- HP-UXに,root権限を持つユーザでログインします。
- 次に示すコマンドを実行して,HNTRLib2にHDLMが登録されていないことを確認します。
HDLMが登録されている場合は手順3へ,登録されていない場合は手順4へ進んでください。
# /opt/hitachi/HNTRLib2/etc/hntr2getname : #
- 次に示すコマンドを実行してHDLMの登録を解除し,解除されたことを確認します。
結果が0でない場合,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。
# /opt/hitachi/HNTRLib2/etc/hntr2cancel "JP1/HiCommand Dynamic Link Manager" # echo $? 0 #
手順2で,HDLM以外のプログラムが表示されなかった場合は手順4へ,表示された場合はここで終了してください。
- 次に示すコマンドを実行して,HNTRLib2のセットアップメニューを表示します。
# /opt/hitachi/HNTRLib2/etc/hntr2setup- セットアップメニューから,「9 」を選択します。
HNTRLib2がアンインストールされ,次に示すメッセージが出力されます。
上記以外のメッセージが出力された場合には,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。
Unsetup is complete.
- HNTRLib2の共用ライブラリファイルと共用ライブラリファイル格納ディレクトリを削除します。
HNTRLib2をアンインストールすると,/opt/hitachi/HNTRLib2ディレクトリ以下は削除されますが,/opt/hitachi/common/libディレクトリ内のライブラリは削除されません。
HNTRLib2を削除する場合は,次に示すファイルおよびディレクトリも削除してください。
/opt/hitachiディレクトリ内に,上記のファイルおよびディレクトリだけが格納されている場合は,/opt/hitachiディレクトリ以下を削除してください。
- 共用ライブラリファイル(シンボリックリンク)
/opt/hitachi/common/lib/libhntr2*
- 共用ライブラリファイル格納ディレクトリ
/opt/hitachi/common/lib/D002
- 注意事項
- HNTRLib2でログの出力先をデフォルト以外に設定していた場合,HNTRLib2のアンインストール時にログファイルが削除されません。HNTRLib2をアンインストールしたあとで,ログファイルを削除してください。
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