Hitachi Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(HP-UX用)

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3.16.3 HDLMをアンインストールしたあとのIVM環境の設定

IVM環境からHDLMをアンインストールしたあと,IVMに関する設定をHDLMインストール前の状態に戻す手順について説明します。ここでは,仮想マシン「vmhost1」が構築されている場合を例に,IVM関連の設定手順を説明します。

  1. HDLMのインストール時に編集した,IVMの/sbin/init.d/hpvmスクリプトを再度修正します。
    3.5.6 IVM環境へのHDLMのインストール」の「(1) IVM環境にHDLMを適用するときの注意事項」に示した/sbin/init.d/hpvmスクリプトの編集で,コメント行にした行を元に戻します。
    なお,HDLMのインストール時にバックアップを取得していた場合は,そのバックアップファイルを使用して,元に戻してください。
  2. IVMのhpvmmodifyコマンドを実行し,VMホストを起動したとき自動的に仮想マシンが起動されるように設定します。
    VMホストを起動したとき,仮想マシンを自動的に起動させたくない場合,この手順は不要です。
    仮想マシン「vmhost1」の起動方法を「自動」に設定する,hpvmmodifyコマンドの実行例を次に示します。
     
    # hpvmmodify -P vmhost1 -B auto
     
  3. IVMのhpvmstartコマンドを実行し,仮想マシンを起動します。
    仮想マシン「vmhost1」を起動させる,hpvmstartコマンドの実行例を次に示します。
     
    # hpvmstart -P vmhost1
     

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