Hitachi Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(HP-UX用)
監査ログはsyslogに出力されます。syslogには監査ログ以外のHDLMのメッセージが出力されるため,監査ログ専用の出力先を設定しておくことをお勧めします。
例えば,監査ログの出力先を/usr/local/audlogにするには,次の二つの設定を行います。
- /etc/syslog.confファイルで次のように設定します。
local0.info /usr/local/audlog- HDLMコマンドのsetオペレーションで,監査ログのFacilityに「local0」を指定します。
また,HDLMコマンドのsetオペレーションで監査ログの重要度(Severity)と種別を指定することによってフィルタリングして出力できます。
- 重要度によるフィルタリング
- 指定できる重要度を次の表に示します。
表2-10 指定できる重要度
重要度 出力される監査ログ syslogのSeverityとの対応 0 なし Emergency 1 Alert 2 Critical Critical 3 Critical,Error Error 4 Critical,Error,Warning Warning 5 Notice 6 Critical,Error,Warning,Informational Informational 7 Debug
- 種別によるフィルタリング
- 指定できる種別を次に示します。
- StartStop
- Authentication
- ConfigurationAccess
- 上記のすべての種別
監査ログの設定方法については,「3.7.2 機能の設定」を参照してください。
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