Hitachi

uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


SETMAXRC要素(ジョブステップの終了コードの最大値,または最終ジョブステップの終了コードの変更)

〈このページの構成〉

形式

VALUE="最大終了コード"

機能

SETMAXRC要素は,先行ジョブステップの終了コードを無視したい場合や,JP1/AJSのジョブ終了判定で,しきい値による判定をしたい場合などに指定する。

属性

VALUE="最大終了コード" 〜<符号なし整数>((0〜255))
  • 設定ファイルのJOB_RCDEFINEパラメータがSTEPMAXの場合

    先行ジョブステップの終了コードの最大値を指定する。

  • 設定ファイルのJOB_RCDEFINEパラメータがSTEPLASTの場合

    最終ジョブステップの終了コードを変更する。

注意事項

使用例

SETMAXRC要素で先行ジョブステップの終了コードを無視する場合の使用例を次に示す。

SETMAXRC要素より先に記述したジョブステップSTEP01,およびSTEP02の終了コードがどのような値であっても,ジョブステップの終了コードの最大値を0に変更する。STEP01またはSTEP02の終了コードが,STEP03の終了コードより大きい場合であっても,STEP03の終了コードがジョブの終了コードとなる。

<STEP NAME="STEP01" >
:
</STEP>
<STEP NAME="STEP02" >
:
</STEP>
<SETMAXRC VALUE="0" />
<STEP NAME="STEP03" >
:
</STEP>