SETENVFILE要素(環境変数格納ファイルの定義)
形式
DDNAME="環境変数格納ファイルを定義しているDD要素のDD名"
機能
環境変数格納ファイルを定義する。
属性
- DDNAME="環境変数格納ファイルを定義しているDD要素のDD名" 〜<環境変数名>((1〜31文字))
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環境変数格納ファイルを定義しているDD要素のDD名を指定する。
同一STEP要素内に複数のSETENVFILE要素を指定した場合,指定した順に環境変数を設定する。
なお,同じ環境変数名を複数指定している場合,最後に指定した環境変数値が設定される。
また,DD名で示される環境変数格納ファイルが連結されている場合,ファイルの連結順に環境変数が設定される。
環境変数格納ファイルとして世代データ群名を指定した場合,指定した世代群に登録されているすべての世代ファイルが連結されて,環境変数が設定される。
注意事項
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同一のSTEP要素内には,SETENVFILE要素を複数指定できる。
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同一のSTEP要素内に,DDNAME属性値が同じSETENVFILE要素を複数指定した場合,最後に指定したSETENVFILE要素が有効となる。
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SETENVFILE要素で指定したDD名を持つDD要素が見つからない場合,XML解析時にエラーとなる。
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CALL要素を定義したジョブステップ内にSETENVFILE要素を定義しても,そのSETENVFILE要素は無視する。
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同一のSTEP要素内に,SETENV要素と共に指定した場合,SETENV要素は指定したジョブステップ内だけ有効となり,後続ジョブステップには有効とならない。
使用例
環境変数格納ファイルをDD名"ENVFILE"で指定する場合の使用例を次に示す。
: <DD NAME="ENVFILE" TYPE="FILE" DSN="Envvarfile" DISP="SHR" /> <SETENVFILE DDNAME="ENVFILE" /> :