4.14.4 セマフォ,共有メモリ重複時の対処方法
セマフォ,共有メモリの重複が検知された場合,バッチジョブ実行システムの設定ファイルの次の指定を行う。
(1) 排他制御機能および実行中のジョブ情報表示機能用のセマフォ,共有メモリが重複した場合
LOCK_KEY_IDパラメータで,任意の値を指定する。
指定された値を識別子として,重複しているIPCキーとは異なるIPCキーを生成し,セマフォ,共有メモリを生成,削除する。
指定する値は,ほかの論理ホストのバッチジョブ実行システムと重複しないようにすることが望ましい。
(2) メッセージ制御機能用のセマフォ,共有メモリが重複した場合
MSG_KEY_IDパラメータで,任意の値を指定する。
指定された値を識別子として,重複しているIPCキーとは異なるIPCキーを生成し,セマフォ,共有メモリを生成,削除する。
指定する値は,ほかの論理ホストのバッチジョブ実行システムと重複しないようにすることが望ましい。