4.5.4 出力保留属性および出力非保留属性
印刷データ(SYSOUTデータファイル)はSysoutClassパラメータおよびジョブ定義XMLファイルのDD要素の指定によって,出力保留属性(HOLD状態)と出力非保留属性(NOHOLD状態)になる。
出力非保留属性のSYSOUTデータファイルはジョブが終了すると,プリントサーバに転送される。
出力保留属性のSYSOUTデータファイルは,ジョブが終了してもプリントサーバには転送しないでスプールに保持する。出力保留属性のSYSOUTデータファイルをプリントサーバに転送するにはbjexchjobコマンドを使用する。
SysoutClassパラメータおよびジョブ定義XMLファイルのDD要素の指定によるジョブ実行直後の印刷データの扱いを次の表に示す。
SysoutClassパラメータのHOLD値 |
DD要素のHOLD値 |
||
---|---|---|---|
YES |
NO |
省略 |
|
YES |
HOLD |
NOHOLD |
HOLD |
NOまたは省略 |
HOLD |
NOHOLD |
NOHOLD |
HOLD状態の印刷データをプリントサーバに転送する場合,bjexchjobコマンドを入力する。
- 注
-
次に示すSYSOUTデータファイルはプリントサーバへ転送されない。
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サイズ0のSYSOUTデータファイル
-
設定ファイルでJP1FTPCARDパラメータが指定されていない出力クラスのSYSOUTデータファイル
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