4.5.3 出力クラスによる制御
出力クラスはジョブ定義XMLファイルと設定ファイルによって帳票の属性として指定される。各クラスは設定ファイルに帳票の属性定義と転送先の定義があり,ジョブ終了後,この出力クラスに振り分けられたスプール内のファイルの印刷を行う。これらの印刷の設定はバッチジョブ実行システムとPrinfina MANAGER SPおよびPDEが連携して印刷する。
バッチジョブ実行システムとPrinfina MANAGER SPおよびPDEの連携による印刷の流れを次の図に示す。
-
設定ファイルに従い,スプールジョブ転送サービスはA,B,およびCクラスの印刷データをプリントサーバ1に転送し,Dクラスの印刷データをプリントサーバ2に転送する。
-
プリントサーバ1ではPDEとPrinfina MANAGER SPが連携し,Aクラスの印刷データはプリンタ1-1へ,BおよびCクラスの印刷データはプリンタ1-2に印刷する。同様に,プリントサーバ2ではDクラスの印刷データをプリンタ2-1に印刷する。