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uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


3.11.5 出力後保存

スプールジョブ転送サービスによって出力装置にいったん出力されたSYSOUTデータファイル(ジョブログを含む)は,出力後保存属性の指定がある場合,出力が完了するとスプール内に保存される。

出力後に保存されたSYSOUTデータファイルは,必要となった時点でbjexchjobコマンドの指定で属性を変更することで,スプールジョブ転送サービスの取り出し対象となる。このSYSOUTデータファイルは,出力後は再び保存の対象となる。このため,bjexrmjobコマンドで定期的に削除すること。

出力後保存属性がないSYSOUTデータファイルは,転送サービスの取り出しの対象となった時点でスプールから削除する。このため,転送処理で失敗した場合に再度転送したいときは,転送ディレクトリからbjextrjobコマンドで再転送する。

出力後保存属性は,SysoutClassパラメータのKEEPオペランドでYESを指定する。またはDD要素のKEEP属性でYESを指定する。