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uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


3.10.3 SYSINデータを順編成固定長ファイルとしてプログラムに渡す方法

SYSINデータは,改行で区切られたテキスト編成ファイルとしてプログラムに渡される。しかし,VOS3から移行したCOBOLプログラムなど,プログラムがSYSINデータを順編成固定長ファイルとして扱っている場合,プログラムが正しく動作しない。

SYSINデータを順編成固定長ファイルとしてプログラムに渡すには,ジョブ定義XMLファイルのSYSINデータを指定するDD要素に,SAMF="YES"を指定する。この場合,バッチジョブ実行システムはSYSINデータをレコード長80バイトの順編成ファイルに変換し,プログラムに渡す。DD要素にSAMF="YES"を指定した場合,レコード中に改行を含めることはできない。

SYSINデータの変換規則を次に示す。

指定例を次に示す。

この機能を使用する場合の注意事項を次に示す。