3.9.3 世代ファイルの作成と参照
(1) 世代ファイルの作成
(a) 相対世代番号指定機能
世代ファイルを作成する場合,世代データ群名のあとに相対世代番号を括弧で囲って世代ファイルを指定する。
作成例を次に示す。
上記の作成例を実行した場合,次に示す世代ファイルが作成される。
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ACCOUNT.X.G0001
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ACCOUNT.X.G0002
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ACCOUNT.X.G0003
(b) 日付世代番号指定機能
世代ファイルを作成する場合,世代データ群名のあとにEXDを括弧で囲って世代ファイルを指定する。
作成例を次に示す。このとき,+,−を指定することはできない。
上記の作成例を実行した場合,次に示す世代ファイルが作成される。次の例は実行開始予定日が2013年6月15日の場合である。
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ACCOUNT.X.D20130615
障害時など例外的に特定の日付を指定したい場合,例外的にDyyyymmdd※と指定することによって,直接日付を指定することもできる。作成例を次に示す。
- 注※ yyyy:西暦,mm:月,dd:日
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ただし,yyyy に指定できる西暦は,DISP属性の第1パラメータがNEWの場合,バッチジョブ実行日の西暦の±2 年以内となる。例えば,バッチジョブ実行日が2013年6月15日の場合,2011年1月1日〜2015年12月31日まで指定可能となる。また,バッチジョブ実行日が2014年4月10日の場合,2012年1月1日〜2016年12月31日まで指定可能となる。
(2) 世代ファイルの参照
(a) 相対世代番号指定機能
作成した世代ファイルを参照する場合,世代データ群名のあとに相対世代番号を括弧で囲って世代ファイルを指定する。「(1) 世代ファイルの作成」で作成した世代ファイルの参照例を次に示す。
(b) 日付世代番号指定機能
作成した世代ファイルを削除する場合,世代データ群名のあとにEXD,EXD-n,またはDyyyymmddを括弧で囲って世代ファイルを指定する。参照例を次に示す。
障害時など例外的に特定の日付を指定したい場合,Dyyyymmddと指定することによって,直接日付を指定することもできる。参照例を次に示す。