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uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


3.9.2 世代データ群の作成

世代ファイルを作成する前に,世代ファイルを管理する世代データ群名を登録する必要がある。

〈この項の構成〉

(1) 世代データ群の作成

世代データ群の作成は,bjexgdgコマンドで行う。

bjexgdgコマンドの書き方を次に示す。

(a) 相対世代番号指定機能

bjexgdg -m -l エントリ数 世代ディレクトリ名/世代データ群名
  • エントリ数

    この世代データ群に属する世代ファイルの最大数(1から255の数字)を指定する。

  • 世代ディレクトリ名

    世代データ群を作成するディレクトリ名を指定する。指定しない場合はカレントディレクトリとなる。

  • 世代データ群名

    世代データ群の名称を指定する。

bjexgdgコマンドの詳細については,「7. コマンド」の「bjexgdg(世代データ群の生成および更新(一般ユーザ用))」を参照のこと。

<例>

世代データ群名ACCOUNT.Xを/home/gdgディレクトリに登録する。また,この世代データ群の最大世代ファイル数は20とし,世代ファイル数がこの最大数を超えた場合,最も古い世代ファイルから順に削除する場合(自動消去機能)の指定例を次に示す。

bjexgdg -m -l 20 /home/gdg/ACCOUNT.X

(b) 日付世代番号指定機能

[bjexgdg -m -d -l エントリ数 世代ディレクトリ名/世代データ群名]
  • エントリ数

    この世代データ群に属する世代ファイルの最大数(1から511の数字)を指定する。

  • 世代ディレクトリ名

    世代データ群を作成するディレクトリ名を指定する。指定しない場合はカレントディレクトリとなる。

  • 世代データ群名

    世代データ群の名称を指定する。

<例>

世代データ群名ACCOUNT.Xを/home/gdgディレクトリに登録する。また,この世代データ群の最大世代ファイル数は20とし,自動消去機能を指定する場合の指定例を次に示す。

[bjexgdg -m -d -l 20 /home/gdg/ACCOUNT.X]

(2) 世代データ群の配置

世代データ群は,1つの世代ディレクトリ下に1つを配置することが望ましい。