メッセージキューイングアクセス機能 TP1/Message Queue - Access 使用の手引

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ImqDistributionListクラス(C++)

このクラスは,複数の宛先に一つまたは複数のメッセージを送信するために,一つまたは複数のキューを参照する動的配布リストをカプセル化します。

インクルードファイル

このクラスを使用するときは,imqdst.hppファイルをインクルードしてください。

オブジェクト属性

● first distributed queue

ImqQueueクラスの一つまたは複数のオブジェクトの,ImqQueue distribution list referenceがオブジェクトをアドレス指定する最初のキューです。初期値は0です。

ImqDistributionListオブジェクトがオープンされると,それを参照するImqQueueオブジェクトはすべて自動的にクローズされます。

コンストラクタ

● ImqDistributionList();

デフォルトのコンストラクタです。

● ImqDistributionList(const ImqDistributionList & list);

コピーコンストラクタです。

メソッド

● void operator = (const ImqDistributionList & list);

このオブジェクトを参照するすべてのImqQueueオブジェクトは,コピーの前に参照の対象から外されます。このメソッドが呼び出されたあとに,このオブジェクトを参照するImqQueueオブジェクトはありません。

● ImqQueue * firstDistributedQueue() const;

first distributed queueを返します。

メソッド(protected)

● void setFirstDistributedQueue(ImqQueue * queue = 0);

first distributed queueを設定します。

その他の関連クラス

ImqMessage

ImqQueue