Hitachi

OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成リファレンス


付録C.2 10進パック形式整数のマシンコード形式

10進パック形式整数のマシンコード形式に有効なオプションを次に示します。

MQENC_DECIMAL_UNDEFINED

未定義の10進パック形式のマシンコード形式

10進パック形式整数は,未定義のマシンコード形式で表現されます。

MQENC_DECIMAL_NORMAL

通常の10進パック形式のマシンコード形式

10進パック形式整数は,通常の方法で表現されます。

  • 各10進数字は,X'0'〜X'9'のうち,一つの16進数字を使って10進パック形式で表現されます。各16進数字は4ビットを使用します。10進パック形式の各バイトは,二つの10進数字を表現します。

  • 10進パック形式の最下位のバイトは,最下位の10進数字を持つバイトです。その最下位のバイト中にある上位の4ビットに最下位の10進数字を持ち,下位4ビットに符号を持ちます。その符号は,X'C'(正符号),X'D'(負符号),X'F'(符号なし)のどれかです。

  • 数字の最下位のバイトは高位アドレスを持ち,最上位のバイトは低位アドレスを持ちます。

  • 各バイトの最下位のビットは,次の高位アドレスを持つバイトと隣接しています。バイトの最上位ビットは,次の低位アドレスを持つバイトと隣接しています。

MQENC_DECIMAL_REVERSED

10進パック形式のマシンコード形式の反転

10進パック形式整数は,MQENC_DECIMAL_NORMALと同じ方法で表現されますが,バイト単位では反転した順序に配列されます。各バイト中のビットは,MQENC_DECIMAL_NORMALと同じ方法で配置されます。