Hitachi

OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成リファレンス


付録B.1 完了コード

呼び出し元アプリケーションは,完了コード(CompCode)で命令が正常終了,部分終了,または失敗したかどうか即座に確認できます。次に,完了コードを示します。

MQCC_OK

正常終了

命令は完全に完了し,出力引数はすべて設定されました。Reason引数の値はMQRC_NONEになります。

MQCC_WARNING

警告(部分終了)

命令は部分的に完了しました。CompCode引数およびReason引数に加えて幾つかの引数が設定されている場合があります。Reason引数で部分終了の詳細情報を確認できます。

MQCC_FAILED

命令失敗

命令は完了しませんでした。通常,キューマネジャの状態は変更されません。ただし,何らかの理由によって状態が変更される場合があります。その場合は,理由コードを参照してください。CompCode引数およびReason引数の出力引数は設定されました。上記以外の引数は変更されませんが,変更される場合は明確に報告されます。命令失敗の理由には次のようなものがあります。

  • アプリケーションプログラムの障害

  • アプリケーションプログラムへの外的要因(アプリケーション権限が取り消されているなど)

Reason引数で命令失敗の詳細情報を確認できます。