分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSAS-NIF編

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6.1 TP1/NET/OSAS-NIFの運用コマンド

TP1/NET/OSAS-NIFは,オンライン中に運用コマンドを入力できます。

ここでは,運用コマンドのオプションのうち,TP1/NET/OSAS-NIFに関係のあるオプションについてだけ説明しています。ほかのオプション,運用コマンドの入力方法,およびその他の運用コマンドについては,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

TP1/NET/OSAS-NIFで使用する運用コマンドを次の表に示します。

表6-1 TP1/NET/OSAS-NIFで使用する運用コマンド

機能 コマンド名称 定義中に組み込む オフライン中に実行 オンライン中に実行 UAPから実行
コネクション管理 コネクションの確立 mcftactcn × ×
コネクションの解放 mcftdctcn × ×
コネクションの状態表示 mcftlscn × ×
論理端末管理 論理端末の閉塞解除 mcftactle × ×
論理端末の閉塞 mcftdctle × ×
論理端末の状態表示 mcftlsle × ×
(凡例)
○:組み込みまたは実行ができます。
×:組み込みまたは実行ができません。

また,MCFが標準的に提供しているコマンドのうち,TP1/NET/OSAS-NIFでは次に示すコマンドは使用できないので,ご注意ください。