分散トランザクション処理機能 TP1/Connector for .NET Framework 使用の手引
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Connector .NETでは,RPCやTCP/IP通信機能を使用して,VOS3やVOS1上のDCCM3と接続できます。実際の通信は,Connector .NETの前提製品であるClient .NETが行います。通信時の前提条件などについては,マニュアル「TP1/Client for .NET Framework 使用の手引」を参照してください。
Connector .NETを使用してDCCM3と接続する場合の注意事項を次に示します。
- <この節の構成>
- (1) RPCを使用する場合
- (2) TCP/IP通信機能を使用する場合
(1) RPCを使用する場合
- リモートAPI機能を使用したRPCだけ使用できます。
- 連鎖RPCは使用できません。
- .NETインタフェース定義を使用したRPCは使用できません。
- サービス定義を使用したRPCは,次の条件をすべて満たしている場合だけ使用できます。
- データ型定義によってデータの形式をメッセージの単位に定義できる。
- 文字列を含まないデータ,または.NET Frameworkがサポートしているエンコード方式でエンコードおよびデコードできる文字列のデータを送受信する。
なお,.NET Frameworkがサポートしているエンコード方式については,.NET Frameworkのドキュメントを参照してください。
- トランザクション制御機能は使用できません。
- 文字列のデータを含むメッセージを送受信する場合,あらかじめメッセージ中の文字コードを通信先システムと決めた上で,必要に応じてUAPで文字コード変換を行ってください。.NET Framework上では,Unicode(リトルエンディアン)が文字列データのメモリ上の内部表現として使用されます。
- マニュアル「TP1/Client for .NET Framework 使用の手引」の注意事項もあわせて参照してください。
(2) TCP/IP通信機能を使用する場合
- 文字列のデータを含むメッセージを送受信する場合,あらかじめメッセージ中の文字コードを通信先システムと決めた上で,必要に応じてUAPで文字コード変換を行ってください。.NET Framework上では,Unicode(リトルエンディアン)が文字列データのメモリ上の内部表現として使用されます。
- マニュアル「TP1/Client for .NET Framework 使用の手引」の注意事項もあわせて参照してください。
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