分散トランザクション処理機能 TP1/Connector for .NET Framework 使用の手引
Connector .NETのサンプルプログラムの実行手順を説明します。
各サンプルプログラムを実行するためには,Extension .NETのサンプルプログラムのうち,各サンプルプログラムが利用するSPP.NETを起動します。各サンプルプログラムが利用するSPP.NETを次の表に示します。
SPP.NETの起動方法については,マニュアル「TP1/Extension for .NET Framework 使用の手引」を参照してください。
表3-16 サンプルプログラムが利用するSPP.NET
サンプルプログラムの種類 | 利用するSPP.NET | ユーザサーバ名 |
---|---|---|
C#\CSWABIN | C#\SPPBIN | CSSPPBIN |
C#\CSWSCR | C#\SPPBIN | CSSPPBIN |
C#\CSWAIF | C#\SPPIF | CSSPPIF |
C#\CSWAXML | C#\SPPIF | CSSPPIF |
J#\VJWABIN | J#\SPPBIN | VJSPPBIN |
J#\VJWSCR | J#\SPPBIN | VJSPPBIN |
J#\VJWAIF | J#\SPPIF | VJSPPIF |
J#\VJWAXML | J#\SPPIF | VJSPPIF |
VB.NET\VBWABIN | VB.NET\SPPBIN | VBSPPBIN |
VB.NET\VBWSCR | VB.NET\SPPBIN | VBSPPBIN |
VB.NET\VBWAIF | VB.NET\SPPIF | VBSPPIF |
VB.NET\VBWAXML | VB.NET\SPPIF | VBSPPIF |
COBOL.NET\CBWSBIN | COBOL.NET\SPPOBJ | CBSPPOBJ |
WCF\CSWINWCF | C#\SPPBIN | CSSPPBIN |
WCF\VBWINWCF | VB.NET\SPPBIN | VBSPPBIN |
利用するOpenTP1サーバ環境に応じて,構成ファイルのClient .NET構成定義を変更します。例えば,Visual BasicのWAIFサンプルで,OpenTP1のホスト名やネームサービスのポート番号などを変更する場合は,%DCCNNDIR%\examples\VB.NET\VBWAIF\web.configファイルのtp1Server要素,rpc要素およびnameService要素を変更します。
ビルド済みのサンプルプログラムのディレクトリを指定して仮想ディレクトリを新規作成します。手順は次のとおりです。なお,WCF連携機能のサンプルプログラムではこの作業は不要です。
クライアントを実行してアクセスします。
Webブラウザ(Microsoft Internet Explorer)を起動して,次のURLを入力してアクセスします。
http://<アドレス>/<仮想ディレクトリ名>/WebForm<サンプル名>.aspx
http://localhost/VBWAIF/WebFormVBWAIF.aspx
http://<アドレス>/<仮想ディレクトリ名>/CUSTOMSVWebService.asmx
そのままWCF連携機能のサンプルプログラムを起動します。
%DCCNNDIR%\examples\WCF\VBWINWCF\VBWinWCF.exe
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