分散トランザクション処理機能 TP1/Connector for .NET Framework 使用の手引
形式
<connection pooled="Connector .NETが管理する コネクションプールの最大数" active="最大同時使用コネクション数" threshold="コネクション数監視時のしきい値" watchtime="コネクション取得要求最大応答待ち時間" failureInfoSharing="true|false" failureCheckInterval="復旧確認動作間隔"/>
説明
コネクションに関する指定をします。
この要素は省略できます。
属性
●pooled="Connector .NETが管理するコネクションプールの最大数" 〜〈符号なし整数〉((0〜4096))《64》
Connector .NETが管理するコネクションプールの最大数を指定します。
この属性は省略できます。
また,<profile>要素内にこの属性を指定する場合,値は指定できません。
●active="最大同時使用コネクション数" 〜〈符号なし整数〉((1〜4096))《64》
Connector .NET使用時の最大同時使用コネクション数を指定します。コネクションプールの最大数より大きな値を指定できます。コネクションプールの最大数を超えた分のコネクションはプールされません。
この属性は省略できます。
また,<profile>要素内にこの属性を指定する場合,値は指定できません。
●threshold="コネクション数監視時のしきい値" 〜〈符号なし整数〉((0〜100))《0》(単位:%)
最大同時使用コネクション数に対する,使用中コネクション数の比率のしきい値を指定します。指定した値を超えた場合は,Connector .NETのログファイルに警告メッセージが出力されます。
この属性は省略できます。
また,0を指定した場合は警告メッセージは出力されません。
●watchtime="コネクション取得要求最大応答待ち時間" 〜〈符号なし整数〉((0〜65535))《180》(単位:秒)
コネクション取得要求を行ってから実際にコネクションを取得するまでの最大待ち時間を指定します。指定時間を過ぎてもコネクションを取得ができない場合は,エラーが発生します。
この属性は省略できます。
0を指定した場合は,コネクションを取得するまで待ち続けます。
●failureInfoSharing="true|false" 〜《false》
接続障害軽減機能の使用するかどうかを指定します。
この属性は省略できます。
●failureCheckInterval="復旧確認動作間隔" 〜〈符号なし整数〉((0〜2147483647))《300》(単位:秒)
接続障害が発生した接続先に対して,復旧確認動作を行う間隔を指定します。
この属性は省略できます。
0を指定した場合,復旧確認動作は行いません。
記述例
<connection pooled="20" active="100" threshold="80" watchtime="120" failureInfoSharing="true" failureCheckInterval="300"/>
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