分散トランザクション処理機能 TP1/Connector for .NET Framework 使用の手引
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(1) バッファの取得
RPC要求にクライアントスタブを使用する場合のバッファの取得について,次の図に示します。
図1-31 クライアントスタブ使用時のバッファの取得
![[図データ]](FIGURE/ZU150250.GIF)
- アプリケーションがクライアントスタブのサービスメソッドを呼び出すと,Connector .NETは入力メッセージ長を計算します。
- Connector .NETは,バッファプールから入力メッセージ用のバッファを取得します。
- 取得した入力メッセージ用のバッファに,カスタムレコードまたは入力パラメタの内容をコピーします。
- Client .NETのCallメソッドを呼び出します。
(2) バッファの解放
RPC要求にクライアントスタブを使用する場合のバッファの解放について,次の図に示します。
図1-32 クライアントスタブ使用時のバッファの解放
![[図データ]](FIGURE/ZU150260.GIF)
- Client .NETのCallメソッドを呼び出すと,Client .NETはバッファプールから応答メッセージ用のバッファを取得して受信処理をします。
- Connector .NETは,応答メッセージを出力用のカスタムレコードまたは出力パラメタにコピーします。
- 応答メッセージが格納されたバッファを,バッファプールに戻します。
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