2.5 メッセージ送受信機能
Extension .NETでは,メッセージ送受信機能を使用することで,TCP/IPプロトコルによってOpenTP1のMHPやOpenTP1以外のシステムと通信できます。
メッセージ送受信機能による通信の例を次に示します。
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- 注※
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TP1/NET/TCP/IP,TP1/Messagingなど,メッセージ制御機能を提供するOpenTP1システムのプログラムを組み込む必要があります。
Extension .NETでメッセージ送受信機能を使用すると,SPP.NETは次のサーバおよびクライアントと通信できます。
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OpenTP1のメッセージ制御機能(MCF)を使用した,PCおよびUNIXのサーバ
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TP1/Clientを使用した,PCおよびUNIXのクライアント
メッセージ送受信機能を使用するためには,Extension .NETのほかに,メッセージ制御機能を提供するOpenTP1システムのプログラム(TP1/NET/TCP/IP,TP1/Messagingなど)を組み込む必要があります。
メッセージ送受信機能を使用する場合のシステム構成例を次に示します。
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- 注※1
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TP1/Server BaseまたはTP1/LiNKが使用できます。
- 注※2
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- 【TP1/Server Base】
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TP1/NET/TCP/IPが使用できます。
- 【TP1/LiNK】
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TP1/Messagingが使用できます。
メッセージ送受信機能の通信プロトコルにはTCP/IPが使用されます。SPP.NETの通信相手には,MHPまたは任意のソケットアプリケーションが使用できます。
なお,Extension .NETを使用したメッセージ送受信機能は,SPP.NETからだけ使用できます。SUP.NETからこの機能を使用することはできません。
- 〈この節の構成〉