4.8.1 マルチOpenTP1環境の設定
マルチOpenTP1の設定方法を次に示します。
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セットアップ
dcsetupmlコマンドを使用して,すべてのマルチOpenTP1環境をセットアップします。マルチOpenTP1をセットアップするためには,コマンドの引数に識別子を指定します。引数に指定する識別子は,レジストリ登録,サービス登録,およびイベントビューアへの登録で使用します。識別子は半角英数字で4文字以内です。
dcsetupmlコマンドの詳細については,「7. 運用コマンド」の「dcsetupml(マルチOpenTP1のセットアップとアンセットアップ)」を参照してください。
なお,マルチOpenTP1のセットアップ数の上限は,3個までです。4個以上のマルチOpenTP1をセットアップした場合の動作は保証しません。
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サービス登録
マルチOpenTP1では,dcsetupmlコマンドでセットアップするときに指定した識別子をサービス名の末尾に付加します。例えば,識別子を「M001」とした場合,サービス名は「OpenTP1_M001」として登録されます。この場合,OpenTP1コンソールのタイトルには「OpenTP1_M001 - OpenTP1 for Windows」と表示されます。
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イベントビューアへのメッセージ出力
マルチOpenTP1環境でイベントビューアにメッセージを出力する場合のソース名は,サービス名と同様に,dcsetupmlコマンドでセットアップするときに指定した識別子を末尾に付加した文字列です。例えば,識別子を「M001」と指定した場合,ソース名は「OpenTP1_M001」となります。これによって,メッセージを出力したOpenTP1を識別できます。