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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 使用の手引 Windows(R)編


4.8.2 マルチOpenTP1環境の再セットアップの手順

マルチOpenTP1環境の再セットアップの手順を次に示します。

  1. すべてのマルチOpenTP1環境で,ファイルのバックアップを取得します。

    バックアップを取得するファイルを次に示します。

    • システムサービス情報定義ファイル(%DCDIR%\lib\sysconf\mcfu*)

    • システムサービス共通情報定義ファイル(%DCDIR%\lib\sysconf\mcf)

    • 通信サービス実行形式プログラム(%DCDIR%\lib\servers\mcfu*)

    • マルチOpenTP1環境のセットアップフォルダ下で,ユーザが独自に変更または追加しているファイル

  2. dcsetupml -dコマンドで,すべてのマルチOpenTP1環境を削除します。

  3. 入れ替え対象のプログラムをインストールします。

  4. dcsetupmlコマンドで,すべてのマルチOpenTP1環境をセットアップします。

  5. セットアップしたすべてのマルチOpenTP1環境で,1.でバックアップしたファイルを上書きコピーします。

  6. インストール環境と連携するリソースマネジャが異なる場合,それぞれの環境に合わせてtrnlnkrmコマンドを実行します。

    注※

    TP1/Message Control,TP1/FS/Direct Access,TP1/FS/Table Access,HiRDB,Oracleなどを指します。