3.1.5 リアルタイム統計情報サービスの取得項目定義ファイルの設定
リアルタイム取得項目定義ファイルを設定するときは,[システム環境設定]ウィンドウの[取得項目設定(3)...]ボタンをクリックします。ボタンをクリックすると,[リアルタイム取得項目定義ファイル一覧]ダイアログボックスが表示されます。
|
TP1/LiNKでは,リアルタイム統計情報サービスで使用するテンプレートとして,次に示すTP1/LiNKで取得できるすべての項目を設定したリアルタイム取得項目定義ファイルを提供しています。リアルタイム取得項目定義ファイルは,「TP1/LiNKインストールフォルダ\conf」直下にコピーして使用します。
TP1/LiNKインストールフォルダ¥rts_template¥examples¥conf¥LINK_ITM
- ボタンの使い方
-
- [追加(A)...]ボタン
-
リアルタイム取得項目定義ファイルを新しく設定する[リアルタイム取得項目定義]ダイアログボックスを開きます。
- [変更(M)...]ボタン
-
すでに設定したリアルタイム取得項目定義ファイルを変更する[リアルタイム取得項目定義]ダイアログボックスを開きます。リストボックスから変更するリアルタイム取得項目定義ファイルを選択して,[変更(M)...]ボタンをクリックします。
- [削除(D)]ボタン
-
すでに設定したリアルタイム取得項目定義ファイルを削除します。リストボックスから削除するリアルタイム取得項目定義ファイルを選択して,[削除(D)]ボタンをクリックします。
- [終了(C)]ボタン
-
[リアルタイム取得項目定義ファイル一覧]ダイアログボックスを終了します。
- [リアルタイム取得項目定義]ダイアログボックス
-
リアルタイム取得項目定義ファイルを追加するときは,[リアルタイム取得項目定義ファイル一覧]ダイアログボックスの[追加(A)...]ボタンをクリックします。ボタンをクリックすると,[リアルタイム取得項目定義]ダイアログボックスが表示されます。
リアルタイム取得項目定義ファイルを変更するときは,[リアルタイム取得項目定義ファイル一覧]ダイアログボックスのリストボックスから選択した項目をダブルクリックするか,[変更(M)...]ボタンをクリックすると,[リアルタイム取得項目定義]ダイアログボックスが表示されます。
図3‒10 [リアルタイム取得項目定義]ダイアログボックス - ボタンの使い方
-
- [詳細(D)...]ボタン
-
[イベント項目(E)]のリストボックスで選択したイベント項目についての[リアルタイム取得項目詳細]ダイアログボックスを開きます。
- [上書き保存(V)]ボタン
-
[リアルタイム取得項目定義]ダイアログボックスに設定した各項目の値を保存します。
- [終了(C)]ボタン
-
[リアルタイム取得項目定義]ダイアログボックスを終了します。
- ダイアログボックスに設定する項目
-
- [定義ファイル名(F)] 〜<1〜8文字の識別子>
-
リアルタイム取得項目定義ファイル名を指定します。
リアルタイム取得項目定義ファイルは「%DCCONFPATH%」直下に作成されます。システム名およびユーザサーバ名とは異なるファイル名を指定してください。
定義ファイル名は,[リアルタイム取得項目定義ファイル一覧]ダイアログボックスの「ファイル名」の列に表示されます。
- [コメント(O)] 〜<35文字までの文字列>
-
リアルタイム取得項目定義ファイルの内容に関するコメントを任意で入力します。入力したコメントは,[リアルタイム取得項目定義ファイル一覧]ダイアログボックスの「コメント」の列に表示されます。
- [イベント項目(E)]
-
リストボックスから各チェックボックスをクリックして,取得するイベント項目を選択します。
影付きのチェックボックスは各情報に関するイベント項目の一部が取得されることを意味します。各情報に関する詳細なイベント項目を表示するには,[詳細(D)...]をクリックして[リアルタイム取得項目詳細]ダイアログボックスを表示してください。[リアルタイム取得項目詳細]ダイアログボックスについては,「3.1.4(2) [リアルタイム取得項目詳細]ダイアログボックスに設定する項目」を参照してください。TP1/LiNKで取得できる各統計情報のイベント項目については「5.4.4(3) TP1/LiNKで取得できるリアルタイム統計情報」を参照してください。
なお,リアルタイム統計情報取得対象定義やrtsstatsコマンドで指定した対象では取得できない項目を選択した場合,統計情報を取得するための領域を確保しますが統計情報は取得されません。