3.1.1 クライアントサービス環境の設定
クライアント拡張サービスの実行環境を設定するときは,[システム環境設定]ウィンドウの[クライアントサービス環境(G)...]ボタンをクリックします。ボタンをクリックすると,[クライアントサービス環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
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- ボタンの使い方
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- [初期値設定(I)]ボタン
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[クライアントサービス環境設定]ダイアログボックスのすべての項目を初期値にします。
- [OK]ボタン
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各項目を設定した値に変更してから,[クライアントサービス環境設定]ダイアログボックスを終了します。
- [キャンセル]ボタン
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各項目の値を変更しないで,[クライアントサービス環境設定]ダイアログボックスを終了します。
- ダイアログボックスに設定する項目
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- [CUPからトランザクションを実行する(T)]欄
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CUPからのトランザクショナルRPC要求を実行するトランザクショナルRPC実行プロセスを起動するかどうかをチェックボックスで指定します。チェックボックスをオンにした場合,[実行プロセス数]欄で指定されたプロセス数分のトランザクショナルRPC実行プロセスが起動されます。
このチェックボックスをオンにする場合は,[システム環境設定]ウィンドウで,[トランザクション機能]欄の[あり]オプションボタンをオンにしておいてください。
- [実行プロセス数]欄
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CUP(サーバ側で同時に処理される)から起動するトランザクションの数を指定します。常駐プロセス数を指定すると,TP1/LiNKの起動時に,指定した数のトランザクショナルRPC実行プロセスが一緒に起動し,常にCUPからのトランザクションの開始要求を受け付ける状態になります。非常駐プロセス数を指定すると,常駐プロセス数を超える処理については,非常駐プロセスを動的に起動して処理します。
[システム環境設定]ウィンドウの[サーバ数]欄にある[SPP(P)]には,常駐プロセス数と非常駐プロセス数の合計を加算してください。
[常駐(R)]の値と[非常駐(N)]の値の合計が128までになるように指定してください。合計が128を超える値は指定できません。
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[常駐(R)] 〜<符号なし整数>((1〜128))《1》
トランザクショナルRPC実行プロセスを実行する常駐プロセスの数を指定します。常駐プロセス数に0を指定することはできません。
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[非常駐(N)] 〜<符号なし整数>((0〜128))《0》
トランザクショナルRPC実行プロセスを実行する非常駐プロセスの数を指定します。非常駐プロセス数に0を指定すると,すべてのプロセスが常駐プロセスとなります。
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[非常駐プロセスを起動するプロセス当たりのサービス滞留数(S)] 〜<符号なし整数>((0〜512))《3》
非常駐プロセスを起動する目安になる,CUPからのトランザクショナルRPC要求の滞留数を指定します。(ここに指定した値×起動中のプロセス)の数を超えてトランザクショナルRPC要求が滞留したときに,TP1/LiNKは非常駐プロセスを起動します。スケジュールキューに滞留しているトランザクショナルRPC要求の数が(ここに指定した値×起動中のプロセス)の数以下になると,TP1/LiNKは非常駐プロセスを終了します。
この項目の指定は,非常駐プロセスを使う場合だけ有効になります。
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- [CUPから常設コネクションを確立する(P)]欄
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CUPからの常設コネクションを確立するCUP実行プロセスを起動するかどうかをチェックボックスで指定します。チェックボックスをオンにした場合,[確立プロセス数]欄で指定されたプロセス数分のCUP実行プロセスが起動します。
- [確立プロセス数]欄
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CUP(サーバ側で同時に処理される)から確立される常設コネクションの数を指定します。常駐プロセス数を指定すると,TP1/LiNK起動時に,指定した数のCUP実行プロセスが一緒に起動し,常にCUPからの常設コネクション確立要求を受け付ける状態になります。非常駐プロセス数を指定すると,常駐プロセス数を超える処理については,非常駐プロセスを動的に起動して処理します。
[システム環境設定]ウィンドウの[サーバ数]欄にある[SPP(P)]には,常駐プロセス数と非常駐プロセス数の合計を加算してください。
[常駐(E)]の値と[非常駐(O)]の値の合計が128までになるように指定してください。合計が128を超える値は指定できません。
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[常駐(E)] 〜<符号なし整数>((1〜128))《1》
CUP実行プロセスを実行する常駐プロセスの数を指定します。常駐プロセス数に0を指定することはできません。
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[非常駐(O)] 〜<符号なし整数>((0〜128))《0》
CUP実行プロセスを実行する非常駐プロセスの数を指定します。非常駐プロセス数に0を指定すると,すべてのプロセスが常駐プロセスとなります。
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[非常駐プロセスを起動するプロセス当たりのサービス滞留数(Q)] 〜<符号なし整数>((0〜512))《3》
非常駐プロセスを起動する目安になる,CUPからの常設コネクション確立要求の滞留数を指定します。(ここに指定した値×起動中のプロセス)の数を超えてコネクション確立要求が滞留したときに,TP1/LiNKは非常駐プロセスを起動します。スケジュールキューに滞留しているコネクション確立要求の数が(ここに指定した値×起動中のプロセス)の数以下になると,TP1/LiNKは非常駐プロセスを終了します。
この項目の指定は,非常駐プロセスを使う場合だけ有効になります。
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