1.3.3 インターネット/イントラネットを使った通信
TP1/LiNKは,インターネット/イントラネット環境下で通信できます。また,次に示す製品を使うと,WebブラウザをTP1/LiNKのクライアントにできます。
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TP1/Web(インターネットゲートウェイ機能)
なお,インターネット/イントラネットを使ってOpenTP1製品が通信するときは,リモートAPI機能を使います。リモートAPI機能については,「5.5 リモートAPI機能の使い方」を参照してください。
インターネット/イントラネット環境下の通信では,WebブラウザとWebサーバが必要です。
(1) クライアント(Webブラウザ)の構成
Webブラウザは,Webサーバのホームページを開いて,実行する業務を指定します。Webブラウザ以外のアプリケーションソフトは不要なので,クライアントの負担を軽くできます。
(2) Webサーバシステムの構成
サーバになるTP1/LiNKと通信する場合は,リモートプロシジャコールを使用してください。
TP1/Webは,Webサーバのホームページで受信した情報をリモートプロシジャコールの形式にして,TP1/Client/WまたはTP1/Client/PのAPIでTP1/LiNKにサービスを要求します。応答が返ってくると,TP1/Webはその内容に従って,HTMLファイルを更新します。また,TP1/Webのアプリケーションプログラムを作成して,Webブラウザと対話的に情報をやり取りできます。さらにTP1/WebのサーバはTP1/Client/Jのクライアントと通信できます。
TP1/Webのシステムの前提は,Windowsのシステムで使用する場合はTP1/Client/P,UNIXのシステムで使用する場合にはTP1/Client/Wです。