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OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


1.2.6 メッセージキューイング機能を使えます

メッセージキューイング機能を使うには,TP1/LiNKのシステムにTP1/Message Queueが必要ですが,TP1/LiNKのVersion 7に対応するTP1/Message Queueは,現時点では未発行です。発行時期をご確認ください。

TP1/LiNKでは,米国IBM社が開発したメッセージキューイング機能を使って通信できます。メッセージキューイング機能の通信では,アプリケーションが自システムのキューへメッセージを登録したり,キューからメッセージを取り出したりして通信します。

アプリケーションがメッセージを登録したり取り出したりするときには,通信する相手のあて先を指定します。通信プロトコルを意識する必要はありません。さらに,通信相手のアプリケーションが稼働していないときでもデータを送れるため,任意のタイミングでメッセージを扱えます。

メッセージキューイング機能については,マニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」を参照してください。

メッセージキューイング機能を使った通信の概要を次の図に示します。

図1‒4 メッセージキューイング機能を使った通信の概要

[図データ]