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OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


1.2.5 メッセージ送受信機能を使えます

TP1/LiNKでは,メインフレームの通信方法であるメッセージ送受信で通信できます。メッセージ送受信を使うと,OpenTP1以外のシステム(メインフレーム)およびUNIX上のOpenTP1とメッセージのやり取りで通信できます。TP1/LiNKのメッセージ送受信では,通信プロトコルにTCP/IPを使います。

メッセージ送受信機能を使うときは,TP1/LiNKのシステムに次のソフトウェアおよびアプリケーションが必要です。

メッセージ送受信機能の使い方についてはマニュアル「TP1/Messaging 使用の手引」を,メッセージ送受信用のアプリケーションについてはマニュアル「OpenTP1 プログラム作成の手引」を参照してください。

メッセージ送受信機能を使った通信の概要を次の図に示します。

図1‒3 メッセージ送受信機能を使った通信の概要

[図データ]

注※

TCP/IPを使ったOpenTP1のメッセージ送受信機能(MCF)は,次の製品から構成されます。

  • TP1/Message Control

  • TP1/NET/Library

  • TP1/NET/TCP/IP