分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説

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4.3.2 MQAキューファイル

<この項の構成>
(1) MQAキューファイルの目的

(1) MQAキューファイルの目的

MQAキューファイルとは,メッセージキューイング機能(TP1/Message Queue)を使う場合にキューを格納するファイルです。メッセージキューイング機能のキューとは,UAPから登録されたメッセージを格納する待ち行列です。

MQAキューファイルに登録したメッセージは,キューマネジャ(TP1/Message Queue)が通信相手に送信します。MQAサービス定義,およびMQIの設定によって,必要なメッセージを受信した順序に関係なく取り出すこともできます。さらに,MQAキューファイルにメッセージを格納して,データ処理をほかのUAPに引き継ぐこともできます。

MQAキューファイルの構成,キューの種類,および操作方法については,マニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」を参照してください。