OpenTP1ファイルには，OpenTP1のプロセスの回復などに使用する重要な情報が入っています。OpenTP1ファイルを破壊から守るため，定期的（OpenTP1の開始前など）にfilbkupコマンドでOpenTP1ファイルシステムごと，またはOpenTP1ファイルごとにOpenTP1ファイルのバックアップを取得しておいてください。バックアップを取得しておけば，OpenTP1ファイルが破壊された場合でも，filrstrコマンドでOpenTP1ファイルをリストアして回復できます。

OpenTP1ファイルシステムのバックアップとリストアを次の図に示します。

図4-4　OpenTP1ファイルシステムのバックアップとリストア

ユーザファイルを回復するOpenTP1の機能を次に示します。

• ユーザファイルをバックアップ，リストアするコマンド
  dambkupコマンド，damrstrコマンド
  tambkupコマンド，tamrstrコマンド
  
• システムジャーナルファイルを複写したファイルとバックアップしたユーザファイルを基に，ユーザファイルを回復する機能
  DAM FRC機能
  TAM FRC機能
  

バックアップとリストアおよびユーザファイルの回復手順については，マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。