COBOL2002 使用の手引 操作編
TDコマンドは次の形式で指定します。TDコマンド名とオペランド,オペランドとオペランドの間は,一つ以上の空白,またはタブを記述します。
一つのTDコマンドを,複数の行にわたって記述できます。1行に記述できるTDコマンドおよび注釈の長さは,4,094バイト以内です。
空白と括弧を文字列に使用する場合は,アポストロフィ(')またはダブルコーテーション(")で囲みます。アポストロフィ(')またはダブルコーテーション(")で,2行にわたる文字列を囲むことはできません。アポストロフィ(')またはダブルコーテーション(")で囲んだ文字列を使用できる文字列には,次のものがあります。
アポストロフィ(')で囲んだ文字列の中にアポストロフィ(')を指定する場合は,連続して2文字のアポストロフィ(')で指定します。ダブルコーテーション(")で囲んだ文字列の中にダブルコーテーション(")を指定する場合は,連続して2文字のダブルコーテーション(")で指定します。
#INCLUDE INFILE('DON''T')
#OPTIONコマンドが有効にならないように文字列を指定する場合は,アポストロフィ(’)または引用符(”)で囲みます。アポストロフィ(’)または引用符(”)で,2行にわたる文字列を囲むことはできません。
アポストロフィ(’)または引用符(”)で囲んだ文字列を使用できる文字列は,「(3) 空白と括弧を含む文字列の指定方法」を参照してください。
「*>」から行の終わりまでを注釈とします。
TDコマンド名とオペランドの補助語で使用する#は,等価規則に関係なく必ず英数字文字で指定しなければなりません。その他のオペランドには,等価規則が適用されます。
等価規則の詳細については,「2.2.9 テストデバッグのための設定」の「(1) 入力する文字の扱い(等価規則)」を参照してください。
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