COBOL2002 使用の手引 操作編

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1.1 テストデバッガとは

テストデバッガは,TDコマンドなどでプログラムの実行を制御しながらプログラムをテストしたり,デバッグしたりする機能です。テストデバッガで,プログラムの実行を実行文単位に中断し,データ項目に対して値を表示,代入,比較してデバッグできます。また,連動するプログラムやファイルなどの実行環境が整わない段階でも,それらの処理をシミュレーションできる機能もあるため,単体でプログラムをテストすることもできます。テストデバッガを使用するときは,-TDInfコンパイラオプションを指定します。

テストデバッガの主な機能について説明します。

<この節の構成>
1.1.1 デバッグ機能
1.1.2 テスト機能
1.1.3 ラインモードとバッチモード
1.1.4 テストデバッガの機能一覧