COBOL2002 使用の手引 操作編
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
はじめに
このマニュアルは,次に示すプログラムプロダクトの機能と操作方法について説明したものです。
- P-1J36-1111 COBOL2002 Net Server Suite
- P-1J36-2111 COBOL2002 Net Server Runtime
- P-1J36-1211 COBOL2002 Net Server Suite(64)
- P-1J36-2211 COBOL2002 Net Server Runtime(64)
- P-1M36-1111 COBOL2002 Net Server Suite
- P-1M36-2111 COBOL2002 Net Server Runtime
- P-1M36-1211 COBOL2002 Net Server Suite(64)
- P-1M36-2211 COBOL2002 Net Server Runtime(64)
- P-9D36-1111 COBOL2002 Net Server Suite
- P-9D36-2111 COBOL2002 Net Server Runtime
- P-9S36-1111 COBOL2002 Net Server Suite
- P-9S36-2111 COBOL2002 Net Server Runtime
- P-9V36-1211 COBOL2002 Net Server Suite
- P-9V36-2211 COBOL2002 Net Server Runtime
- P-9W36-1211 COBOL2002 Net Server Suite(64)
- P-9W36-2211 COBOL2002 Net Server Runtime(64)
対象読者
このマニュアルは,COBOL2002のテストデバッガ,カバレージ,TDコマンド生成機能の使用方法を知りたい方を対象としています。また,COBOLの基本的な言語仕様とUNIXの操作方法について理解していることを前提としています。
マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。
- 第1章 テストデバッガ,カバレージ,TDコマンド生成機能,およびUnicode機能の概要
- テストデバッガ,カバレージ,TDコマンド生成機能,およびUnicode機能の概要について説明しています。
- 第2章 テストデバッガの概要と規則
- テストデバッガの前提条件,概要,設定値や使用例などについて説明しています。
- 第3章 ラインモードによるテストデバッグ
- ラインモードによるテストデバッグの方法について説明しています。
- 第4章 バッチモードによるテストデバッグ
- バッチモードによるテストデバッグの方法について説明しています。
- 第5章 TDコマンド
- TDコマンドの指定方法,オペランドの指定方法,TDコマンドの詳細について説明しています。
- 第6章 カバレージ機能の概要
- プログラムのテスト状況を定量的に示したり,プログラムの性能を分析したりするカバレージ機能の概要について説明しています。
- 第7章 カバレージ
- カバレージの方法について説明しています。
- 第8章 TDコマンド生成機能
- テストデバッグで使用するTDコマンドをコンパイル時にファイルに生成する方法について説明しています。
- 第9章 64bitアプリケーションの開発
- UNIX64 COBOL2002について説明しています。また,UNIX64 COBOL2002で使用できる機能,および使用できない機能について説明しています。
- 第10章 Linux(x86) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002でのUTF-8ロケールの対応
- Linux(x86) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002を使用する場合の注意事項について説明しています。
- 付録A TDコマンドとサブコマンドの違い
- COBOL2002のTDコマンドとCOBOL85のサブコマンドの違いについて説明しています。
- 付録B 制限値,限界値
- テストデバッガの制限値,限界値について説明しています。
- 付録C テストデバッガの例題
- テストデバッガ例題プログラム,TDコマンドとその結果,およびカバレージ情報の操作の例について説明しています。
- 付録D カバレージ情報の表示例
- カバレージ情報,およびカウント情報の表示例について説明しています。
- 付録E 各バージョンの変更内容
- 各バージョンの変更内容について説明しています。
- 付録F このマニュアルの参考情報
- このマニュアルを読むに当たっての参考情報について説明しています。
- 付録G 用語解説
- このマニュアルで使用している主な用語について説明しています。
読書手順
このマニュアルで使用する記号
このマニュアルで使用する記号を次に示します。
記号 |
意味 |
[ ]キー |
文字キーやF(ファンクション)キーを意味する。 |
[ ]+[ ]キー |
+の前のキーを押したまま,あとのキーを押すことを意味する。 |
{ } |
この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを意味する。項目が縦に複数行にわたって記述されている場合は,そのうちの1行分を選択する。 |
〔 〕 |
この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを意味する。
複数の項目が縦または横に並べて記述されている場合には,すべてを省略するか,記号{ }と同じく,どれか一つを選択する。 |
… |
記述が省略されていることを意味する。
この記号の直前に示された項目を繰り返して複数個指定できる。 |
下線 |
括弧で囲まれた複数の項目のうち1項目に対して使用され,括弧内のすべてを省略したときにシステムがとる標準値を意味する。 |
| |
横に並べられた複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」を意味する。 |
|
オペランドの名称の短縮形を示す。この記号で囲まれている文字だけを指定すれば短縮形となる。 |
[ ] |
ウィンドウのメニューバーから選択するメニュー,コマンド,またはボタンを意味する。 |
図中で使用する記号
このマニュアルの図中で使用する記号を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/ZU000200.GIF)
プログラム例について
このマニュアルのプログラム例は,断り書きがない場合はUNIX32 COBOL2002用です。プログラム例をUNIX64 COBOL2002で使用するには,プログラムの記述に変更が必要な場合がありますのでご注意ください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2004, 2011, Hitachi, Ltd.