1.3.2 上位アプリケーションとの連携例
- 〈この項の構成〉
(1) システム起動処理
図1-6に,システム起動処理の流れを示します。実行系,待機系ともに,システムの起動スクリプトによって,以降の処理をします。
(1)HA Boosterを起動
(2)共有ディスク上のVGをhabhd_varyonvgコマンドでvaryon状態に設定
(3)共有ディスク上のVGをhabhd_regvgコマンドで制御グループに登録
(4)HAモニタを起動
以降の処理は,実行系と待機系それぞれで起動したHAモニタが,HA Boosterの機能を用いて実施します。
(5)実行系
(5-1)制御グループをリード/ライト共に許可状態に設定
(5-2)HiRDBなどのアプリケーションを起動
(6)待機系
(6-1)制御グループをリードだけ許可状態に設定
(6-2)HiRDBなどのアプリケーションを起動