付録B　用語解説

IBM社が開発したUNIXオペレーティングシステムです。

論理ボリューム。一つのVGの中に構成される論理的なディスク装置を指します。

システム情報の保管を目的とするデータマネージャです。

カーネル内で，処理が続行できない深刻な障害が発生した状態を指します。通常，この状態に陥ると，メモリ上のデータがダンプデバイスにダンプ出力されます。

キャラクタ型デバイスのことで，キャッシュを介さないでアクセスするデバイスです。

ボリュームグループ。異なるサイズとタイプから成る1〜32個の物理ボリュームのセットで，ここから複数の論理ボリュームに割り当てることができます。

VGに対するデータのリードまたはライト処理の許可または禁止を表します。制御グループごとに独立して設定できます。

HA Boosterがアクセス制御の対象とするVGの集まりです。各制御グループは0個以上のVGから構成されます。HA Boosterでは，利用可能な制御グループの数は50個（バージョン01-10以前は20個）です。

個々の制御グループに割り当てた数字です。

• バージョン01-10までは0〜19です。

• バージョン01-11以降は0〜49です。

サーバ間で一定間隔の生存確認の交信を行っている通信を指します。サーバが障害で返信できない場合は，フェールオーバが開始されます。