Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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7.3.2 収納カウンタ情報の照会用インターフェース

収納カウンタ情報の照会用インターフェースは,収納サーバから要求された情報に該当するDB上の情報を照会するためのインターフェースです。

収納カウンタ情報の照会要求電文の流れ,収納業務プログラムが通信サーバfor Billerに要求電文を送信するときに設定する項目,および通信サーバfor Billerが収納業務プログラムに応答電文を返送するときに設定する項目について説明します。

<この項の構成>
(1) 収納カウンタ情報の照会要求電文の流れ
(2) 収納業務プログラムが設定する項目
(3) 通信サーバfor Billerが設定する項目

(1) 収納カウンタ情報の照会要求電文の流れ

収納業務プログラムは,収納業務受付SPPに照会要求電文を送信します。収納業務受付SPPは,受信した電文中の情報に該当する,DB上の情報を参照し,収納業務プログラムに返送します。なお,収納カウンタ情報を照会するには,次の方法があります。

収納カウンタ情報レコードを格納する形式を次に示します。設定方法のサイズに満たないデータは,左詰めで設定し残りは半角SPACEを設定してください。

また,データがない項目には,NULLを設定してください。

表7-35 収納カウンタ情報格納用テーブルの形式

項目名 内容 項目属性 サイズ
(単位:バイト)
データ型
RECV_CODE 収納機関コード CHAR 8 固定長データ
CNT_ACQR_TYPE カウンタ取得タイプ CHAR 1 固定長データ
INQ_DATE カウンタ照会年月日 CHAR 8 固定長データ
CNT_DATE1 カウンタ年月日1 CHAR 8 固定長データ
INQ_CNT1 照会件数1 CHAR 8 固定長データ
PAY_CNT1 消込件数1 CHAR 8 固定長データ
PAY_AMT1 消込金額1 CHAR 14 固定長データ
CAN_CNT1 取消件数1 CHAR 8 固定長データ
CAN_AMT1 取消金額1 CHAR 14 固定長データ
CNT_DATE2 カウンタ年月日2 CHAR 8 固定長データ
INQ_CNT2 照会件数2 CHAR 8 固定長データ
PAY_CNT2 消込件数2 CHAR 8 固定長データ
PAY_AMT2 消込金額2 CHAR 14 固定長データ
CAN_CNT2 取消件数2 CHAR 8 固定長データ
CAN_AMT2 取消金額2 CHAR 14 固定長データ
PROD_DATE 作成日 CHAR 10 固定長データ
PROD_TIME 作成時刻 CHAR 8 固定長データ
合計 155

(凡例)
−:該当なし

(2) 収納業務プログラムが設定する項目

(3) 通信サーバfor Billerが設定する項目

注意
  • 収納業務ID長が数値でない場合,収納業務ID長に指定したサイズと収納業務IDのサイズが不一致の場合,または出力情報長が小さい場合は,応答電文が返送されません。
  • 入力情報が形式に合っていない場合,「収納業務ID長+収納業務ID+リターンコード」が,応答電文として返送されます。
  • 照会できる収納カウンタ情報がない(カウンタ照会件数が0件)場合,収納カウンタ情報レコード長,および収納カウンタ情報レコードはありません。